サラリーマンの味方 資産形成研究所

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サラリーマンの国民年金と厚生年金

投稿日:2018年10月21日 更新日:

先日の記事「サラリーマンの味方の年金」のお話に補足して、もう少し国民年金と厚生年金のお話をしたいと思います。

サラリーマンの味方の年金

国民年金は、20歳以上60歳未満の日本国民は全員加入です。(なかには払ってないひともいますが)
全員ですから自営もサラリーマンも主婦も学生もフリーターも引きこもりも全員同じ額を収める必要があります。

掛け金は毎年変わりますが、月額約16,000円の掛け金です。
支給額は加入期間に応じて決まり平成30年だと
779,300円 × (加入月数 ÷ 480)  (480は40年×12か月)
で計算され、加入期間40年であれば、満額支給されます。

参考までに平成29年の平均的な支給額を書きますと
国民年金 単身者  55,400円
国民年金 夫婦  110,900円
だそうです。

自営業者は国民年金のみに加入し、
サラリーマンは国民年金と厚生年金の両方に加入しています。

厚生年金の掛け金はその時の報酬額により決まります。
給料が多い人はたくさん支払うことになりますが、
支給額はその分多くなりますので、厚生年金の支給額は個人差が大きくなります。
で、サラリーマンのすばらしいのは、会社が半分支払ってくれています。

支給額は、加入年数・掛け金によって決まります。
(まあ、この会社が負担している半分も、実は自分がもらえるものと考えれば
なんだかなぁ・・・ とも思いますがね)

厚生年金保険は国民年金に上乗せされてもらえるものです。
だからサラリーマンは、国民年金+厚生年金が支給額となります。

参考までに平成29年度の平均的な支給額は

厚生年金 男性  166,800円
厚生年金 女性  102,000円
厚生年金+国民年金(妻) 222,300円
だそうです。

厚生年金 + 国民年金 = 男性 166,800円 といった形です。
サラリーマンの男性 166,800円 + 国民年金の奥さん 55,500円
合計で222,300円となります。厚生労働省の夫婦のモデル支給額が
221,000円くらいらしいので、まあそんな額なんでしょう。

蛇足ですが、昔は、厚生年金は加入年数が25年以上ないと、びた一文、支給されませんでした。
女性の多くは、結婚や出産で退職していたので、25年に満たない方が多く、上記のように
厚生年金(夫)+国民年金(妻:国民全員加入だから)という表記になっています。

ただし、法改正により、最低加入期間が25年から10年に短縮されたので、今後は支給される女性の方が増えると思いますし、脱サラした方も支給対象になるかも知れません。
ぜひ一度社会保険事務所に足を運んでみることをお勧めします。

ずさんな運用などなどで悪名高い組織ではありますが、行けば本当に丁寧に教えていただけますよ。実は私も今年になって初めて行ったのですが、あんなに丁寧に教えてくれるのならもっと早くいけばよかったと思っています。

つづきはこちら

65歳以降って、いくら必要なの?

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億り人になった投資戦略を大公開(イントロ編)

分散投資(国際分散、銘柄分散、時間分散(長期積立投資))(戦略①)

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