今回は、資産を増やすという観点ではなく、今回のコロナショックのような有事の際にも耐えられる安全な投資先は?
という観点で見てみたいと思います。
有事の際はいつも信用がある通貨の”円”が値上がりする現象が起きていました。
今回のコロナショックでも、
2020年2月20日には、112円程度だった相場が
3月9日には101円台まで一気に円高が進みました。
セオリーであれば、円高高値安定となるはずです。
さらに、FRBは政策金利を短期間に2回も引き下げましたので、円高になる環境は整い円高が進むはずでした。
しかし為替は急反転して、2週間後の
3月21日には、一時111円台まで円安となり、逆戻りしました。
(Yahooファイナンスより引用)
なぜ、こういった値動きになったのかを素人なりに考えてみると、
全世界のみなさん(特にドルを通常使用している国のみなさん)の一番頼れる資産は、
現金(キャッシュ)のドル!
なんでしょうね。
なんといっても、ドルは基軸通貨ですからね。
有事のレベルによってリスク回避される投資先が変わり、最終的にドルに落ち着いたということでしょうか?
ちなみに円と同様に、有事の際に値上がりするスイスフランも、円と同様な動きをしています。
(Yahooファイナンスより引用)
1.株が売られて
2.ドルが売られて、円高になり
3.安全とされる債券や金の価格なんかは上昇する
(債券の利回りは悪くなります)
ここまではよくある有事。
さらに深刻さが増すと
4.金が売られ現金化され
5.安全とされる債券まで売られて現金化され
(債券の利回りは良くなります)
6.有事に強いとされる円などの通貨も売られ基軸通貨のドルに回帰する
ともかく、どんな小さくてもリスクがある金融商品は売られ、
最後は現金の、それも基軸通貨のドルに回帰する。
いまはこんな状態なのではないでしょうか。
もちろん、これだけ経済が回らないと、社員に給料払ったり自分の生活とかで、手持ちキャッシュが必要になるので、
債券を売ってキャッシュに換えていることも要因だと思います。
(三井住友銀行さんより)
(債券も一旦は値上がりしたけど、売られ始めた:現金化が始まった?)
1.ドル
資産を”円”のみで持っているのはやはり心配ですね。
ドルが最強の通貨であり最強の資産。
2.アメリカ国債
アメリカはデフォルトしないでしょうから、ドルでアメリカ国債を持つのは強いですね。
今回の件でも、国債の価格は変動しましたが、アメリカがデフォルトしない限り、
配当金はちゃんとドルで出ますし、償還まで持てば元金保証ですからね。
3.アメリカ株
新型コロナウイルスの騒動が収まればまた上昇してくるでしょう。
以前、別の記事で書きましたが、リーマンショック級の変動があれば
半値は覚悟する必要があると書きました。
今回の騒動では、まだ半値にはなっていませんが、このまま続けば半値すら下回るかもしれませんね。
でも、生産活動をして少しでも便利な暮らしがしたいという欲がある以上、
株価はまた上昇してくると思います。
4.金(Gold)
これも以前別の記事で書きましたが、全資産の1~2%程度でなら持ってもいいのではないでしょうか。
有事の際は威力を発揮しますが、今回の様に強烈な有事の際は、売られてドルに換えられてしまうということがわかりましたから余計ですよね。
ドルを現ナマで持つのが一番安全で、安全に運用するならアメリカ国債。
という事になりますね。
で、増やしたいとなったら、アメリカ株。
やっぱりドルがらみの資産が、安全ですね。
ということは、このホームページでも言ってきたセオリー通りという事になるのではないでしょうかね。
いづれにしても、早くこの騒動が収まることを願っています。
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