こんにちは。
今日は久しぶりにゼロクーポン債券のお話です。
私は債券投資がお気に入りで、20年以上前から購入を続けており今現在も購入を進めているのですが、
基本的にその条件として
①米ドル建てであること
②アメリカ国債・地方債(ゼロクーポン含む)
③アメリカか日本の超優良企業社債
を課しています。
しかしながら一部例外もあります。
その例外が、お話する
インド・ルピー建て 国際復興開発銀行ゼロクーポン債
なんです。
H・S証券さんから案内メールを頂きました。
債券の利回りは、株の値上がり益のように大きなものは期待できませんが、
安定かつ安心度が高く、インフレに負けない着実な資産形成・運用ができるものです。
ただしリスクはあります。
デフォルトのリスクがもっとも衝撃が大きいですが、
安全な投資先なら、株式の倒産リスクより小さいと思います。
で、もっとも起こりえるリスクが為替です。
急な円高や、途上国などの通貨だと下落リスクはとても可能性が高いです。
そういった不安からのリスクヘッジで、私は、先にお話しした基本条件として
米ドル建でかつ超優良投資先(国・企業)を課しているわけです。
なら、今回お話するインド・ルピーはなぜ可能性があるの
ということですが、この10年くらい
インド・ルピーは対円で、他の途上国通貨に比べるととても安定した値動きになっているんです。
ロシア・ルーブル、ブラジル・レアル、トルコ・リラ、南ア・ランドなどなど。
そういった通貨に比べると、とても安定しています。
(楽天証券さんより引用)
例えば、トルコリラなんて、20%程度の利回りです。
それくらいにしないと、通貨の下落に追っつかないから、
だれも買ってくれないんです。
20%と言うとても高い利回りがあっても、償還されたときには
損
が発生しているかもしれません。
なので、高い利回りに踊らされて購入すると、大変なことになりかねないのが
新興国通貨建て、高利回り債券の正体です。
ご参考までにトルコ・リラの推移です。
10年で1/3になっています。
(楽天証券さんより引用)
しかしインド・ルピーは為替変動が他の新興国通貨と比べると
とても安定した値動きになっているので、
上手く行けば、高い利回りがそのまま享受できます。
下手をしても、投資額がなんとか戻ってきそうです。
すなわち”損”はせずに済みそうな極稀な高利回りな投資先なんです。
今回のゼロクーポン債の利回りは6.796%ととても高いものになっています。
利回りの高さは、インド経済の成長によるインフレがあるので仕方ないと思いますが、
通貨安による為替リスクさえ回避できれば、この利回りはインフレが小さい外国に住む我々にとって、とてもありがたいものになります。
実は私もインド・ルピー建てだけは、基本条件以外の債券ですが
以前から購入しています。
いまの為替レートで推移して、30%程度の為替の振れ幅なら
十分に利益が出ます。
みなさんも一度検討してみてはいかがでしょうか。
とは言え、アメリカ国債などに比べたらリスクは高いので十分慎重に!
H・S証券さんが大々的に販売広告を打っています。
こちらで買う買わないは別にしても、
債券投資の勉強のために一度訪れてみてはいかがでしょうか。
アドレスはこちらに貼っておきますね。
また、ゼロクーポン債ってなに?
というかたはこちらをご覧くださいね。