今日はプライベートジェットについて、わたしの感じている事という
どうでもいいお話です。
なので、おひまな方だけお付き合いくださいね。
ホンダのプライベートジェットの記事を、ネットでよく見かけるようになりました。
そこで思うことですが、
プライベートジェットってそんなにいいの？
をそれぞのれ立場から考えてみたいと思います。
上司（経営者）からみれば
まずはこの視点。
バリバリの経営者で時間が大切だ！
ともかく金儲けと仕事が大好きだ！
という方は
好きな時間に好きな空港から飛行機を飛ばせて、
空港に行けばすぐに乗れてビューんと飛んで、
機内でもいろいろ仕事ができて、
同乗する部下に指図できて、
好きな時に好きなものを食べられて、
目的地にいちばん近い空港に着陸出来て、
着陸したらすぐに降りられて、
と良いことづくめ。
迷惑なお客との絡みもない。
地上職員やCAのサービスにストレスを感じることもない。
そりゃお金が有り余っていて、仕事が何よりも好きだ！
という経営者には、とてもありがたいものだと思いますよ。
特にアメリカで仕事をする時など、街と街との距離が離れているし
ちょっとした街には、小さな空港があるしね。
また税金対策にもなりそうだから
お手頃価格で、使い勝手がいいなら欲しがるのもわかりますよね。
部下からみると
ひとそれぞれだとは思いますが、
わたしの経験上だと
ずーっと、あの狭い空間で、めんどくさい上司といっしょなんて
耐えられません。
どんな質問が来るかわからない
いろんな宿題を振られる
ともかく息つく暇もない
CAさんからのサービスもない
悲惨ですよ。
上司に同行の海外出張時を例とするなら、
空港に行って、ラウンジに入った時から、少し上司と離れられ、
飛行機に乗ったら、大切なひとときのプライベートな空間。
（サラリーマン時代、上司にしろ部下にしろ、絶対近くの席にしないでねと秘書にお願いしていました）
場合によっては、CAさんと会話したりしてね。
プライベートジェットだとそんな幸せな時間はありません。
部下からしたら
独居房に上司といっしょにぶち込まれたようなものですから。
サラリーマン時代の会社はグループでプライベートジェットを保有しておりましたが、部下の立場で搭乗する時は、みんな同じようなことを言っておりました。
あの狭い空間でトップに同行することはともかく大変！
投資として
ジェット機リースビジネスなんていうのもありますから、
自分が使用する以外は、リース会社に貸し出して、
ともかく設備（飛行機）稼働率を上げることをすれば
投資回収も早いのではないでしょうかね。
お金持ちにはいろんな投資先があるという
ひとつの例なのでは。
メーカーをみると
今回のホンダ社製の機内空間は、とても広いらしいです。
いままでのプライベートジェットはともかく狭い。
そのあたりはかなり良くなっているそうです。
また、たった5.5億円と、とってもリーズナブルなお値段とのこと。
日本のメーカーであるホンダの収益が上がることはとても嬉しいことですのでバンバン売れてほしいですね。
ちなみに、自動車と飛行機では、品質に対する要求値が一桁違います。
それくらい飛行機は難しいのです。
それを安価で実現しているホンダの技術力は高いですね。
凄いことです。
ちなみに、Ｔ社は、セルシ〇のエンジンはすばらしいから
このエンジンを使って飛行機ビジネスに参入だ！
と鼻息が荒い時期が、ほんの一瞬ありましたが、
即、鼻っ柱をへし折られて秒殺され、いつの間にかそんな話は何処へやら・・・。
飛行機はそれくらい難しいのです。
ただし、セルシオのエンジンは自動車としては最高に素晴らしく、これをあの安価な値段で量産できる、トヨタ自動車（あっ言っちゃった）は凄いのです。
自動車づくりとしての技術力（品質をつくりこむ生産技術力）は、世界一だと思います。
最後に
仮に私がどんなにお金持ちになっても（宝くじが当たる以外ありませんが）、プライベートジェットはいりませんね。
旅行でも、出張でも、わたしはエアラインに乗りたいですね。
そこまであくせく働きたいか？
そこまで時短したいか？
そこまでプライベートな空間が必要か？
サラリーマンとしての給料なんて、生活のための単なる金稼ぎの道具
くらいにしか思ってなかった私には、出張で上司ともに閉じ込められるプライベートジェットは絶対に嫌だな～。
個人でもエアライン派なのでいらないですね。
ただし、航空機リースとして投資対象に見合うのなら考えてもいいですが・・・。
グループで購入してリースも検討している、ホリエモンのやり方はちょっと研究してみたいです。
とにかく仕事が大好きで、お金を稼ぎたいという経営者のみなさんには、是非ご購入いただき、日本経済を盛り上げて欲しいですね。
ただし、アテンドする部下のことも考えてあげてくださいね。
