新型コロナウイルスが世間を騒がす中、
金の価格が高値を記録!
なんてニュースになっていたので、
自分の投資経験も踏まえてのひとりごとです。
金の価格が上昇していますね。
1グラム6、155円だって。
(2020年2月14日)
急騰の要因としては、新型コロナウイルスだと思いますが、
2000年頃の1グラム1、000円を底に、ずっと値上がりしてきています。
2000年以降、イラク戦争、同時多発テロ、リーマン・ショック、ギリシャ問題などなど
国際情勢もいろいろあったから、「有事の金」はキナ臭い世界情勢を反映しながらジワジワと上昇してきたんでしょうかね。
(グラフは2017年くらいまでのもの。いまはさらに値上がりしています。)
そのほかにも、ITには素材としての金が必要ですよね。
コンピューターの高速処理には欠かせません。
また、埋蔵量も減ってきてるし、その上、金に纏わるETFが開発されて、
金の実態が伴わない数字上の取引も活発化してますしね。
あとアメリカが量的緩和を実施して、アメリカ国債の価値が下がった時も、
金の価格が上がりましたね。
ただ、ドル円の為替の関係で、日本ではあまり騒がれませんでしたが。
過去の最高値を調べてみると、
ドル建ての過去最高値は、2011年9月に付けた
1トロイオンス=1,923ドル
円建ての過去最高値は、1980年に付けた
1グラム=6,945円
(1トロイオンス≒31.1035グラム)
(為替の影響で、最高値の時期は変わります)
(円高の時だと、日本国内の金変動のインパクトは小さいです)
円建てでお話をしますと、
1980年に1グラム=6、945円の最高値を付けて、
2000年では1グラム=1、000円と 1/7 まで下落しています。
恐ろしいですね。
で、20年の時を経て、やっと2020年に6、155円と
40年前の水準に戻ってきて今回ニュースになったということですね。
例えば、運よく2000年に金に投資していれば、だいたい6倍になったということですね。
では、ニューヨークダウはどうなの?
と調べてみると、2000年頃のダウは11、000ドルくらいで、
2020年には30、000ドル近くになっていますから、
約3倍になっています。
これだけ見ると、金に投資した方がいいじゃん!
となりますが、先程の通り、2000年以前の20年は大変なことになっていたわけで。
ちょっとダウに味方すると、金には配当はありませんから、福利効果は見込めません。
配当まで入れれば、ニューヨークダウと同等ではないでしょうか。
やはり私は金に大きくポートフォリオを割くのは恐いですね。
聞かれたら、ほどほどにと言うでしょうね。
とは言え、私も金、買っています。
株を始めた数年後の20代後半くらいだったと思いますので、
もう四半世紀以上も前からの話ですが・・・。
当時JCBさんが金の定期買付プランなんて言うのをやっていて、
毎月3、000円、ボーナス月のみ10、000円で開始しました。
1グラム1、300円くらいで始まって、でも、だんだん下がってきて、1、000円くらいになって、
あじゃパー!
まいいか、と放置プレイ状態。
でも、愚直に今も同じ内容でいまでも続けています。
愚直と書くと良いイメージの昨今ですが、要は惰性です。
解約するのもめんどくさいし、月に3、000円ならもしもの時の足しになるかも?
くらいの気持ちです。
結果ですが、約25年の総投資額は150万円くらいでしょうか。
それが、現在価値で、500万円くらいになっています。
まあ、利益確定していないので、含み益だけは出ていますが、
また 1/7 になるかもしれないので、今後も放置プレイ決定です。
この含み益は根拠のない、ただただ金投資を始めた時期が良かっただけだと思っています。
ただ、毎月積み立てなので、ドルコスト平均法の効果は出ているのかもしれません。
専門家ではないのでわかりませんが(専門家でもわからないわね)、無い頭を捻ってみると、
いまの世界情勢や素材としての金の価値を考えると、
新型コロナウイルスが落ち着けばまた下落するんでしょうね。
とは言え、 1/7 はないと思いますが・・・。
さらに長いレンジでみれば、少しづつは上昇していくのではと思っています。
いづれにしても、有事の金 程度の意味合いで、どんなに増えても
全資産の2%以内にコントロールしようと思っています。
最初はJCBが窓口で、何とか言う会社(いまはもうないのかな)で買っていたのですが、
現在ではJCBは手を引き、引き落としのみで、何とか言う会社を、双日さんが引き継いでいます。
なので、JCBカードで自動引き落とし、売買と(買うだけだけど)保管は
双日さんとなっています。
もしもこれから金投資を始めたい!
と思った方は、
金の保管方法
売買+保管管理手数料(+年会費)
を検討して始められるといいと思います。
①自分で
金の現物を買って、自宅または、貸金庫などで
保管する方法ですね。
ドラマなどでみかける、お金持ち(おもに悪いヤツね)の金庫には
金の延べ棒が富士山のように積まれている感じのアレですね。
②消費寄託
なんじゃそれ?
と思いますよね?
簡単に言うと、金を運営会社に預かってもらうんだけど、
それは数字だけで、実態はなし。(あったらごめんね)
もしも、管理会社が何らかの原因で破綻すると、
預けた金が戻らない可能性があります。
(戻らないとは言ってないけど)
その代わり管理手数料は安いです。
無料のところもあるようです。
またボーナスが付くところまであるみたいです。
③混蔵寄託
購入した、金の実物を管理会社が預かってくれます。
実物があるので、仮に運営会社が破綻しても、
金は戻ってきます。(たぶん)
その代わり、管理手数料は高いです。
私が金投資を始めた時期は、まだまだバブルの雰囲気でしたが、
なんかヤバい空気が漂い始めた時期でしたので、
管理料は高額ですが、何かあった時でも確実に金が戻ってくる
③混蔵寄託の管理会社を選んだ記憶があります。
(現在の双日さんもこちらですが、管理料は高いですね)
でも、いまは、金の管理会社が突然倒産するなんてことは
少ないでしょうから、保管管理料の安い
②消費寄託の会社でもいいのかもしれません。
さらにいまは、現物投資でなくても、ETFで取引もできるので、
こちらなら、保管云々の悩みも不要ですよね。
だから
④ETF
としてもいいかもしれません。
こればかりは、人それぞれの考え方です。
費用については、各社それぞれ本当にバラバラです。
最近はネット証券なんかも低価格参入していますので、
先程の保管方法とあわせて検討されてはと思います。
ここでは書きませんが、
「金投資 保管料 比較」なんてググれば
どっさり出てきますからご参考に
最後に、記載したグラフは、
https://www.pwalker.jp/ 様より転用させていただきました。
今回はじめて見つけたのですが、過去のデータなどとてもたくさん公開されています。
過去を勉強するにはとても参考になるサイトです。
アメリカ国債
米ドル定期・社債
セゾン投信
ETF
投資戦略
株価下落
ANA
ソラシドエアー(ANAコードシェア)で鹿児島、霧島、妙見石原荘、秘湯(栗野岳温泉南洲館・湯之谷山荘)、西郷どんにまつわる地を巡る旅
年金 ゆとりある
不動産
ロボアド
伊勢神宮 白龍神社 ヤモリ
刈谷
https://saramiken.com/2019/11/20/kariya-mamanovale/
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