いままで大きな災害が起こると、募金の代わりにその地へ観光に出かけてきました。
宮城、福島、熊本、北海道・・・。
今回の新型コロナウイルスではいろんな業界が大変な目に合っています。
その代表的な業界の中に、航空業界も。
日ごろお世話になっているANAさんに、とても小さいですが少しでもお役に立てればと飛行機に乗ってきました。
ただし、自分は感染はしていない!
と自信がありますが、ご迷惑をお掛けするわけにはいかないので、
もしも自分が潜在感染者だったと仮定して、感染を広めてしまわないような対策はもちろん施しました。
また、当たり前ですが自分も感染しないように、何かに触れたら手洗いは励行しました。
(日頃から徹底しています)
そして、3条件である
1.換気の悪い密閉空間
2.多くの人の密集
3.近距離での会話や発声
の3密は、現状では飛行機に乗ることでは発生しずらいと判断し、お邪魔することに決めました。
行程は、
名古屋 → 那覇 → 羽田 → 那覇 → 名古屋
の4便に乗ります。
名古屋 → 那覇のみプレミアムクラスを利用しました。
いつもなら、ターミナルに一番近い予約駐車場の屋上階は、満車に近い状態なのですが、今日はガラガラですね。
トイレのエアータオルはウイルスをまき散らす危険ありで停止中
ターミナルも特に国際線のチェックインカウンターはこんな状態でした。
保安検査も列は無く、悪名高きラウンジもガラガラです。
こんな状態なので、いまの空港は感染防止の3条件は満たしていますね。
人気の沖縄線ですが、搭乗率は50%を確実に切っています。
自由な観光路線でこれですから、出張禁止の会社が増えている中で、ビジネス路線はどうなのか心配になりますね。
飛行機は
・換気回数に優れている
・残念ながら搭乗率も低い
・他人とは話さない
感染防止の3条件(3密)は、十分に満足していますね。
サービスの変化として、
新聞・枕・毛布は無くなり、機内誌や機内販売パンフ、ドリンクメニューも全席のポケットから消えていました。
ただし、機内誌はお願いすれば、消毒されたものを持ってきてくれるらしいです。
いまの状況から考えて、妥当な処置ですよね。
食事です。
ちゃんと出ますよ(笑)
ただし、ドリンクメニューは減っていました。
まずアルコール類ですが、スパークリングワイン(シャンパン)、日本酒、焼酎などは無くなっていました。
コーヒーもなくなっていましたね。
ビール缶、ペリエ缶、コーラー類の缶などはあるので、
要は、缶類は残っているということですね。
このご時世なんで、問題ないですよね。
欲しがりません、勝つまでは!
那覇空港に到着!
なにか雰囲気違うと思ったら、今日から新滑走路運用なんだって。
1番乗り、ちょっとうれしい。
(正確には1番乗りじゃないですから、細かい突っ込みはなしでねがいます)
着陸してからターミナルまでのタキシングの時間は長いですね。
でも、上空で旋回待機よりは良さそうです。
ただ、既存の滑走路を渡らないといけないので、安全性はちょっと?ですかね。
政治的なことも言いたいですが、止めておきます(笑)
いつもはごった返しているターミナルも人影まばら。
とはいえ、これだけの人の往来があるということは、
島であることが利点の沖縄は、水際対策の考え時なのかもしれませんぞ。
ANAスイートラウンジです。
メニューは少し減っていますが、問題ないですね。
味噌汁がなくなったくらい。
おにぎり、パンが、トング式から、個包装式に変更されています。
コンビニで、おにぎりとパンを買うのと同じですね。
あっ、羽田空港のクリスピークリームドーナツも無くなってましたね。トング式なので仕方ないですね。
(羽田空港ANAスイートラウンジ)
そして、最大に違うのが、ソファーのあるエリアと、食物のあるエリアに仕切りが設置され、
飲食物のエリアに入るのに、地上係員の消毒を受けないと入れないようになっていました。
(那覇空港ANAスイートラウンジ)
このためだけに、ひとりの要員を配置しています。
ありがとうございます。
会社がとても苦しいご時世に、本当にうれしいですし感謝しています。
当初は、B777-300だったのが、B787に機材変更されていました。
旅客数減少による、寄せ止めダウンサイジングですね。
燃費もいいだろうし、CAさんも十数人から8人に。
努力されていますね。
これにより、搭乗率は向上していますね。
それでも50%あるかないかでしょうか。
(B777は姿を消し、B787や小型機が目立つ 羽田空港ANAスイートラウンジより)
一般席だったのですが、既存サービスはすべてありません。
移動のみ
がサービスとなります。
CAさん達の辛い叫びが。
彼女らは、最高のサービス(接客)をしたいと思っているのに、
それができないのが、とても辛いと。
機内では
保安要員 + サービス(接客)要員 = CA
この式のサービス(接客)要員の部分が 0 なのがとても辛く、これじゃあCAじゃないとお話してくれました。
でもね、
トイレを、ひとりふたり利用したらすぐに扉などの手が触れる所を、アルコール消毒をしてくれていることを知っていますよ。
マスクしててもわかるほど笑顔で対応してくれていますよね。
0なんかじゃないよ!
ANAのCAのみなさんはとても仕事に対する意識が高いです。
今回の対応は仕方がないと、乗客は理解していますから大丈夫ですよ。
コロナが収まったら、またいつものように、笑顔の接客を心待ちにしていますからね。
また、切実なものとして、4月から乗務時間が半減するそうです。
基本給のウエイトが低く、乗務手当の比率が高い乗務員の方々は、生活面でのご苦労もありますよね。
オリンピック需要狙いで、CA大量採用、新機種・大型機導入、新路線開設と拡大路線を辿ってきて、
自己責任ではないリスクに晒されるというのは、だれの責任でもないことですが・・・。
(個人的には、CとWの責任は大きいと思っていますが・・・。Cは国、Wは機関)
経営者層は、自責じゃなくても自身の身を切ることはもちろんですが、なんとか社員の雇用を守ってあげてください。
経営者層やパイロットは、一時的に給料下げたって大丈夫なほど高給なんだし、いままでの蓄えだってあるでしょ。
地方から出てきた若手CAなんて、バカ高い東京の家賃払ったらいくら残るんだろう?
いろいろバランスを考えてあげてほしいですね。
話は変わって、チーフパーサーさんから機内アナウンスがあったのですが、B787は3分で機内の空気が入れ替わるそうです。
換気回数 20回/H
さすが新型機ですね。
エンジンコンプレッサー経由で新規の空気が取り込まれ、循環部分も高密度フィルターで濾されていますから、
飛行機はある意味、世界で一番安全な場所のひとつかもしれませんね。
名古屋便は、機材のダウンサイジングをしていないせいか、空席が目立ちますね。
搭乗率は30%行かないんじゃないでしょうか。
(まだ20時ですよ)
(よく確認してからお出かけくださいね)
こんな状態なので、みなさん乗ってあげてください!
と言いたいところですが、いまの状態を鑑みれば、なかなかそうともね。。。(涙)
さらに移動自粛が出たら、従わないといけませんからね。
私自身は移動自粛が出ない限り、対策を施したうえで今後も乗っていこうと思っています。
飛行機は安全なんですから。
ドルフィンジェットB737-500のラストフライトも行く予定です。
ともかくみなさん、お国からのお願いはしっかり守り、手洗いなどを励行し責任を持った行動を行い、
ウイルスに勝利しましょう!
コロナが終息したら、たくさん利用してあげてくださいね。
追加です。
次は、4月に飛行機に乗るぞ!
の日を計画していましたが、3月30日時点で、移動自粛がいろんな県から発動され始めました。
愛知県も東京・大阪へは週末の移動自粛がかかりました。
これは日本全土への不要不急の移動は自粛すべきと受け取らざるを得ません。
本当にほんとうに残念なんですが、自粛という形で飛行機の予約をキャンセルしました。
なんとか少しでもANAさんを応援したいのですが、日本国民として真摯に責任ある行動をしようと思います。
コロナが終息したら、かならず乗りに行きますから、どうかどうか乗り切って下さい。
ANA
ソラシドエアー(ANAコードシェア)で鹿児島、霧島、妙見石原荘、秘湯(栗野岳温泉南洲館・湯之谷山荘)、西郷どんにまつわる地を巡る旅
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